2019/08/01
<合格祈願のおでかけスポット>
愛知県・名古屋市
桜天神 (さくらてんじんじゃ)
伏見駅または栄駅から徒歩10分。
長者町通と本町通の間にあるのが桜天神社です。こちらも菅原道真が祀られています。
この神社はとっても小さくて、名古屋の中心街のビルの谷間にあるため、多くの人はこの前を素通りし、存在さえ知らない人が多いんです。
名前に桜が入るキルシェにぴったり!お受験にピッタリの神社です。
織田信秀が北野天満宮から菅原道真の木像を勧請し、那古野城に設けた祠に奉ったのが始まりとされています。
天文7年(1537年)に現在地へ遷座。当時この場所は万松寺の境内でありその鎮守として置かれたが、慶長15年(1610年)の名古屋城築城にあたって万松寺が大須に移った後も、社はそのまま残されたそうです。
現在の桜天神が面している「桜通り」は、昔、桜の町筋であったことと、桜天神社の桜の大樹の御神木があったことにちなんで、公募により名付けられました。
桜天神社、上野天満宮、山田天満宮で名古屋三天神と呼ばれています。
祀られているのはもちろん、菅原道真公!
そして菅原道真と言えば牛。
桜天神社には「願の水の牛」というものがあります。
京都北野天満宮三詣での人々の伝承によれば、この牛に自分の年の数だけ柄杓で水をかけ願い事をすればその願いがかなうと言われ、又、この水で字を書くと上手に書けるとも言われています。
そしてもう一つ。
「鷽(うそ)と天神様の井戸」というのがあります。
鷽(うそ)という鳥は天神様が愛した梅の木の実を好んで来ること。
又、道真公が大宰府へ流される海上で遭難しかかった時、鷽鳥が船の舳先で先導して、危難を逃れたという伝説から、開運縁起の鳥として、天神様では梅と牛と共に欠かせない三名物となっています。
桜天神の鷽は、土焼きの生地に美しく彩色し、腹面に、その年の干支が刻まれていて、郷土玩具の逸品とされています。
最近では天神様が学問の神様であり「鷽」という文字が「学びとり(とり)」と読めることから、受験生のマスコットともなっているそうです。
名古屋では三大天神参りという、道真が描かれた「名古屋三大天神巡拝絵馬」の裏に、各神社の御朱印を受ける「三社巡り」も有名です。
どの順番で参拝してもよく、まず三大天神のいずれかの神社で三大天神参りの絵馬を受け、参拝したら朱印をもらいます。
そして三社目の神社で朱印を受けた人のみ、合格祈願の天神像守りが授与されます。
上野天満宮、山田天満宮についてはまた今度ご紹介したいと思います!
気になる方はぜひ調べてみてくださいね☆
愛知県名古屋市中区錦二丁目4番6号
TEL:052-231-4879
FAX:052-231-4898
開門時間 朝7時~日の入り頃迄
受付時間 10時~15時迄