キルシェ・ブリューテ
キルシェ・ブリューテ
  • そう、ママはずっと素敵だった。
  • お受験のことはよく覚えてないけど、バッグについていたリボンのことはずっと覚えている。
  • みんなと一緒じゃあイヤ、みんなと同じでなきゃイヤ。どっちなのとママを困らせてた。
  • 学校に来る時のママは、誇らしかった。何故かどきどきして私の頬は赤くなってた。ママはいつもの笑顔だった。
  • ずっと後になって気付いたんだけど、私の夢は、ママの夢に包まれていたんだね。
  • 来春、娘がお受験を迎える。当たり前のように私もリボンのついたバッグとスリッパを揃えていた。心と心を紡いで、サクラ咲く。